Miyazaki AD inc.


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TOKYO DAYS

写真家、アートディレクター、プロデューサーの3人で始めた活動、TOKYO DAYS。

 
左からアートディレクターの笹川氏、写真家の小川氏、インターFMの番組レイジーサンデーのナビゲーター渡辺さんとMr.ジョージ、そして宮崎。

自分たちのやりたいことをやってみよう。

長年広告の仕事をしてくると、自分が何を作りたかったのか忘れかけてしまうことがあります。
自分は何を作りたかったのか、何を表現したかったのか、
そんな思いを抱きながら3人で東京の街を見直すことからスタートしました。
そんな中で小川さんが見せてくれたのが、花の写真でした。
それはコンデジで撮ったにはあまりにもきれいで、しかも自宅で自然光だと聞いて、もしかしたらこれは新たな可能性かもしれない、と思い出しました。
日常の中にある風景でも、その多くを見逃してしまうことが多くあります。
特に東京という街は情報が多すぎます。
でも、そんな洪水の中でも埋没せずに美しい一瞬を見逃さない目線こそ我々プロの役割ではないか。
だったら、それを1冊にまとめてみようと、この写真集を作ることから我々のプロジェクトは始まりました。

それも、自分たちの手でやってみよう。

広告も出版の仕事の進め方も大きく変わってきました。
若い世代の人たちは、自分たちのできることを無理をしない範囲でやりながら結構楽しんでいる、
そんな風にも見えることもありました。
しかも、ネットに代表されるような「手軽さ」という選択肢もたくさんあります。
しかし、時代は変わっても、変わらずに求められるものはあるはずだ、
そんな思いから「写真集」というもっともシンプルで実力を求められるものを、あえて自費で出版してみたかった。
ネットで世界に情報発信はできるけど、数千円もする写真集を買ってくれる人が果たしてどのくらいいるのだろうか、そんなことも実験できればというのと、自分たちの手でやってみることが、時代にマッチできるかどうかの実力試しのようなつもりで。

まず手始めに、
花の写真集の自費出版。

5分で生けてコンデジで撮る。
しかも自宅で。照明機材は一切使わずに。
そんなコンセプトで、写真家・小川義文さんが撮った花の写真。
 
現代のデジタルカメラは飛躍的な進化を遂げ、誰でも相応の美しい写真が撮れるようになりました。
実際にカメラの性能に任せて撮影すれば、見た目通りの色彩鮮やかな情景がカメラのモニターに再現されます。
屋内で花や植物を美しく撮る場合、とても重要なのは「いまある光と影を最大限に生かして撮る」ということに尽きます。
それは、写真、あるいはカメラを論理的に理解しコントロールすることとは違います。
大切なのは「光と影が織りなす美しい一瞬を見極めること」。
それさえ心がけていれば、初心者でもいい写真を撮れるようになるはずです。そう、簡単に……。
「あなたがつくる美しさ、あなたが撮る美しさ」
この写真集が、それを生み出すための教科書となることを祈って。
 
そんな小川さんの思いを3人でカタチにして、自分たちで販売する、そんな試みです。

好きな編集という仕事。

3人は1989年に「ユーノス」のPR誌「CLUB d EUNOS」でチームを組みました。自動車のカタログとは違うプレミアムイメージを醸成するためのコミュニケーションマガジンとして、編集そのものが重要な要素でした。
当時、写真家の小川さんは自動車雑誌「NAVI」の創刊当時からメインフォトグラファーとして活躍しており、ADの笹川さんも書籍の装丁デザインやエディトリアルデザインが得意な分野として活躍していました。
3人揃って編集が好きということもあり、100ページの写真集の編集作業はとても楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

得意なプロモーション。

宮崎は編集だけではなく、プロモーションの分野でも、住宅、携帯電話、ショッピングセンターなど、様々な分野で企画立案から製作実施まで行ってきた経験があるので、写真集を売るための仕掛けやプロモーションは得意な分野です。
とは言え、書籍を販売するためには、書店に卸すのが常道ですが、今回は自費出版ということですべて自分たちで販売するという高いハードルに挑戦しました。
そこで、小川さんの昔からの仕事仲間のMr.ジョージがナビゲーターを務めるインターFMの番組「レイジー・サンデー」への出演を皮切りに、「一夜限りのブックバー」や「春の夜のお花見会」、「花の写真FBグループ写真展」などなど、毎月イベントを行っています。
FBなどのソーシャルメディアを自らのツールとして最大限活用し、自分たちでコントロールする。そして50人くらいの方を集めて交流の場を作り、写真集も販売する。そんな楽しい販売手法を実行しています。

販売する現場まで作る。

また、Amazonへの出店も自ら行い、高度にシステム化されたAmazonも問題なく販売チャネルとして活用。書店にまったく置かないのも寂しいので、蔦屋書店(代官山と湘南のTサイト)には直取引で置かせていただいています。
書店でも本が売れないという厳しい状況がありますが、売れる本は置くということことでもあり、蔦屋書店、丸善&ジュンク堂書店などには置かせていただいています。これももちろん自らの営業による成果です。

こんなチャレンジでできたのが、こちらの写真集。
公式サイトAmazonで販売中ですので、ぜひご覧ください。